イ 過熱防止装置は、燃焼器の本体の温度が過度に上昇し、火災の危険が生じる前にバーナへのガス通路を閉じる。
正
ロ 空だき安全装置は、ふろを空だきした場合に、ふろがまが損傷したり火災などの危険が生じる前にバーナへのガス通路を閉じる。
正
ハ 温度制御機能付きこんろの天ぷら油火災防止機能は、天ぷら油が自然発火する温度に達する前に自動的にガスを止めるものである。
正
二 立ち消え安全装置は、点火ミスや吹き消えなどによるLPガスの流出を防止する。
正
問2 家庭用LPガス燃焼器の安全装置について
イ 立ち消え安全装置は、点火時や再点火時の不点火、吹消え、立消えなどによる生ガスの流出を防止するものである。
正 立ち消え安全装置は、不点火や吹消え等による生ガスの流出を防止することを目的とし、検出部として熱電対やフレームロッドが用いられている。
ロ 不完全燃焼防止装置の検知部に用いられる主な素子材料には、熱電対とフレームロッドがある。
正
ハ 過熱防止装置は、浴槽に水がない場合に、ふろがまのバーナへのガス通路を開けないことで空だきを防止する安全装置である。
誤 過熱防止装置は燃焼器本体の温度が過度に上昇したり、まあ火災の危険が生じる前に、バーナへのガス通路を閉じる安全装置で、温度ヒューズやバイメタルが用いられている。なお、設問の安全装置は空だき防止装置である。
二 ガスこんろのてんぷら油火災防止機能は、てんぷら油が自然発火する約370℃の温度に達する前の約250℃になると警報音を発するものである。
誤 てんぷら油火災防止機能の温度センサは、鍋底の温度を感知して、てんぷら油が自然発火する約370℃に達する前の約250℃になると作動し、自動的にガスを止め、てんぷら油火災の発生を防止する。
問3 家庭用LPガス燃焼器の安全装置に関して
イ 立ち消え安全装置は、点火時や再点火時の不点火、吹消えなどによる燃焼器からのLPガスの流出を防止するために有効である。
正
ロ ふろがまには、空だき安全装置を取り付けることが義務づけられている。
正
ハ 解放式瞬間湯沸器の不完全燃焼防止装置は、熱交換器のフィン詰まりや換気不良による室内の酸素濃度の低下などによって、バーナが不完全燃焼すると自動的にガスを遮断する安全装置である。
正
二 ふろがまの過熱防止装置とは、逆風止めの逃げ口から燃焼排ガスが流出した場合に、自動的にバーナへのガス通路を閉じる安全装置である。
誤 過熱防止装置とは、燃焼器本体の温度が過度に上昇したり、また火災の危険が生じる以前に、バーナへのガス通路を閉じる安全装置である。設問が「過熱防止装置」でなく「燃焼排ガス流出安全装置」であれば、正しい。
問4 家庭用LPガス燃焼器の安全装置に関して
イ ガスふろがまには、立消え安全装置を取り付けることが義務づけられているが、瞬間湯沸器には立消え安全装置の取付けは義務づけられていない。
誤 「ふろがま」および「湯沸器」には、立消え安全装置を取り付けることが義務づけられている。
ロ 開放燃焼式瞬間湯沸器の不完全燃焼防止装置は、換気不良による室内の酸素濃度の低下などによって、バーナが不完全燃焼した場合にバーナへのガス通路を閉じるものである。
正
ハ 温度ヒューズ式の空だき防止装置は、浴槽内の水がなくなると、水バタフライが自重によって下がることによりリードスイッチがOFFとなり、自動的にガスを遮断する安全装置である。
誤 「温度ヒューズ式」は、炎あふれなどにより、温度ヒューズ取り付け部分の雰囲気温度が異常に上昇した場合に、ガス通路を遮断する安全装置である。設問が「温度ヒューズ式」でなく「流水スイッチ式」であれば正しい。
二 点火時に不点火や吹消えなどによるLPガスの流出を防止するための立消え安全装置には、フレームロッド式や熱電対式のものがある。
正
問5 LPガス燃焼器の安全装置について
イ 立ち消え安全装置は、点火時や再点火時の不点火、吹消え、立消えなどによる生ガスの流出を防止する目的で燃焼器に取り付けられている。
正
ロ 現在生産されているふろがまには、すべて空だき安全装置が取り付けられている。
正
ハ 調理油過熱防止機能は、湯温がおよそ250℃になると自動的にガスを止め、調理油が自然発火温度に達するのを防ぐものである。
正 てんぷら油の発火温度はおよそ370℃である。この機能はおよそ250℃になると作動して自動的にガスを止めて、てんぷら油火災の発生を防止する。
二 屋外用給湯機に内蔵されている電気ヒータは、厳冬期に給湯機内部にの残留水の凍結を予防する目的で取り付けられている。
問6 家庭用LPガス燃焼器の安全装置に関して
イ フレームロッド式の立消え安全装置は、炎の導電性と炎の整流性を利用してパイロットバーナの炎の検知を行う方式である。
正 炎が正常な場合は、フレームロッド(火炎検出器)で発生した整流信号を増幅して電磁弁を作動させ、ガス通路を開く。熱電対式と比べて応答速度が速い。
ロ 不完全燃焼防止装置が作動する原因の1つに、熱交換器のフィン詰まりが発生した場合がある。
正 開放燃焼式瞬間湯沸器の不完全燃焼防止装置が作動する原因には、@換気不良による室内の酸素濃度の低下、A熱交換器のフィン詰まりなどがある。
ハ CF式ふろがまの空だき安全装置は、逆風止めからの燃焼排ガスの逆流を検知した場合にバーナへのガス通路を遮断する安全装置である。
誤 設問の内容は、CF式ふろがまの不完全燃焼防止装置のことである。空だき安全装置とは、ふろがまが空だきした場合にふろがまが損傷したり、火災などの危険が生じる以前に、バーナへのガス通路を閉じるものである。
二 ふろがまには、立消え安全装置を取り付けることが義務づけられているが、空だき安全装置を取り付けることは義務づけられていない。
誤 ふろがまには、立消え安全装置および空だき安全装置を取り付けることが義務づけられている。
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