イ マイコンメータSには微小流量のガスが定められた期間を超えて流れ続けた場合、ガスを遮断する機能を有している。
誤 マイコンメータの機能としては、微小流量のガスが定められた期間を超えて流れ続けた場合、警告表示する機能が備わっている。
ロ マイコンメータSには感震器が内蔵されており、ガスを使用中に震度5相当以上の地震を感知したとき、ガスを遮断する機能を有している。
正
ハ マイコンメータを設置するので、すべての燃焼器の合計流量以上の容量のものを選定した。
正 すべての燃焼器の合計流量以上の計量能力のあるものを選定する。
二 検定に合格したガスメータには検定証印が付されているが、この検定証印が脱落しても検定有効期間中であれば使用してもよい。
誤 検定証印は機器固有のものであり脱落・紛失・消滅した場合には、その機器の使用は認められない。
問2
イ 流量式微小漏えい警告機能は、マイコンメータより下流側の微小なガス漏れを所定の期間連続して検知した場合に警告表示し、40日経過後、ガスを使用していないときにガスを遮断する機能である。
誤 微小漏えいの場合、警告表示はするが遮断機能はない。
ロ すべてのマイコンメータSBは、継続使用時間遮断機能を有している。
誤 継続使用時間遮断機能は業務用マイコンメータSB6以上のものには備わっていない。
ハ 復帰安全確認中漏えい遮断機能とは、何らかの事象により遮断したマイコンメータを復帰させるために遮断弁を開にしたのち、マイコンメータより下流にガス漏れがあった場合にガスを遮断する機能である。
正
二 業務用設備において、マイコンメータを取り付けることが困難であったので、一般のガスメータを取り付け、ガス漏れ警報遮断装置と耐震自動ガス遮断機を設置した。
正
問3 一般消費者等に用いられるLPガス用ガスメータについて
イ 家庭用に設置するマイコンメータの容量を、設置されているすべての燃焼器の合計流量の90%が計量できるものとした。
誤 マイコンメータは、すべての燃焼器の合計流量以上の計量能力があるものを選定する。
ロ マイコンメータSは、微少漏えい警告機能を有している。
正 微少漏えい警告機能は警告表示はするが遮断はしない。
ハ 使用最大流量10㎥/hのマイコンメータの検定証印等の有効期間は、10年である。
誤 使用最大流量が6㎥/hを超えるものは有効期間7年である。
二 マイコンメータEは、超音波式保安ガスメータのことである。
正
問4 LPガス用マイコンメータについて
イ マイコンメータSは、ガス使用中または遮断弁開時に圧力に異常な低下がある場合にガスを遮断する機能を有している。
正 圧力低下遮断である。
微小漏えい警告機能には流量式と圧力式があるが、そのどちらの方式も当該マイコンメータの下流側の漏えいを検知することができる。
正 圧力式は、マイコンメータ上流側(調整器出口より下流側)の漏えいも検知することができる。
マイコンメータSは、消費者宅のガス使用パターンに合わせて、継続使用時間遮断機能の遮断値(遮断時間)をそれぞれの流量監視区分の上限値と下限値の間で無段階に自動設定する機能を有している。
正
すべてのマイコンメータは、遮断弁を閉から開にしたとき、ガス栓や器具栓の閉め忘れなどマイコンメータより下流に漏れがあった場合に再遮断する機能を有している。
正
問5 一般消費者等に用いられるLPガス用ガスメータについて
イ マイコンメータの検知証印または基準適合証印が脱落紛失または消滅している場合であっても、検定の有効期限内であればそのまま使用できる。
誤 検定証印または基準適合証印は機器固有のものであり脱落紛失・消滅した場合には、そのガスメータの使用は認められない。
ロ マイコンメータSの圧力監視機能の圧力式微小漏えい警告は、ガスを使用していないときに圧力センサにより調整器出口から燃焼器入口までの漏えいをチェックし、漏えいがある場合は警告表示するものである。
正
ハ ガスメータを調整器より10cm高い位置に設置した。
正 ガスメータは調整器より5cm以上高い位置に設置すること。
二 マイコンメータSは、搭載されている電池の電圧が規定値以下に低下した場合、即時に遮断弁を閉じてガスを止める。
誤 ガスメータSに搭載されてりいう電池が電圧低下を起こした場合、警告を表示し40日経過後、ガスを使用していないときにガスを遮断する。
問6 LPガス用マイコンメータ
イ マイコンメータに付されている検定証印または基準適合証印が消滅している場合でも、そのまま継続して使用してもよい。
誤 ガスメータの検定証印または基準適合証印が脱落紛失または消滅している場合、計量法によりその使用が認められない。
ロ ガスを使用していないとき、マイコンメータに内蔵している圧力センサにより調整器出口から燃焼器入口までの漏えいをチェックし、漏えいを検知した場合に警告する機能を流量微小漏えい警告機能という。
誤 設問の内容は、圧力式微小漏えい警告機能である。流量式微小漏えい警告とは、マイコンメータより下流側の微小なガス漏れがある場合に警告する機能である。
ハ マイコンメータに搭載されている電池が電圧低下を起こした場合、警告表示し、所定の日数経過後、ガスを使用していないときにガスを遮断する機能を、電池電圧低下遮断機能という。
正 なお、所定の日数は40日である。
二 マイコンメータSは、消費者宅のガスの消費のパターンを学習する機能があり、消費者宅にあった遮断値を自動的に設定する。
正
問7 LPガス用マイコンメータについて
イ 復帰安全確認中漏えい遮断機能とは、何らかの事象により遮断したマイコンメータを復帰させるために、遮断弁の開操作をしたのち、所定の時間内にマイコンメータより下流にガス漏れがあった場合に再遮断する機能である。
正
ロ 流量式微小漏えい警告機能とは、マイコンメータより下流側の微小なガス漏れを所定の期間連続して検知した場合に警告表示し、所定の期間が経過した後、ガスを使用していないときにガスを遮断する機能である。
誤 警告はするが遮断はしない。
ハ マイコンメータSが有している継続使用時間遮断機能において、CO中毒対策の流量監視区分の使用時間を20分に設定することができる。
正
二 マイコンメータには、その検定有効期間が10年のものと7年のものがあり、マイコンメータSB4の検定有効期間は10年である。
正 LPガス用ガスメータの検定有効期間は、使用最大流量が6㎥/h以下の場合10年、6㎥/hを超える場合7年となっている。
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