イ 容器は、一般に溶接容器が用いられている。
正
ロ 容器用バルブの充てん口は、右ねじである。
誤 すべて左ねじである。
ハ 容器用バルブのOリングが損傷すると、シート漏れの原因になる。
誤 Oリングが損傷するとバック漏れが起きる。
ニ 容器の材料は、主として鋳鋼が使用されている。
誤 主に炭素鋼鋼板が使用されている。
問2 家庭用に用いられる50kg型LPガス容器及び容器用バルブについて
イ Oリングやバックパッキンの損傷によって起こるガス漏れはバック漏れである。
正
ロ 容器用バルブの安全弁保護キャップを、容器を消費者宅に設置したときに取り外した。
誤 安全弁保護キャップは雨水、ごみなどの侵入を防止するため安全弁のキャップにかぶせておく。
ハ LPガス容器の再検査において、100本のうち10本を抜きとり検査し合格であったので、その100本を合格とした。
誤 容器再検査は抜きとりではなく全数検査である。
ニ 一般に、LPガス容器は胴部より底部の方が腐食しやすい。
正
問3
イ LPガス容器は、一般に溶接容器である。
正
ロ アルミニウム合金製のLPガス容器を塗色しないで使用した。
正 着色加工していないアルミニウム製、アルミニウム合金製およびステンレス鋼製のLPガス容器は、塗色しないで地肌のままでよいと規定されている。
ハ 充てん期限が過ぎても6か月未満のものであれば、LPガスを充てんすることができる。
誤 充てん期限(充てん期間)として表示されているものは、LPガスを充てんできる最終日を含む年月である。したがって、表示された年月を過ぎれば、このLPガス容器にガスを充てんすることはできない。
ニ 容器所有者の氏名、住所および電話番号を赤色で明示した。
誤 当該表示は、黒色および赤色を除く鮮明な色でなければならない。(ガスの性質を表示する場合、「毒」は黒色、「燃」は赤色で表示することになっている。)
問4 一般消費者等に用いられる50kg型LPガス容器及びその容器バルブについて
イ 容器バルブの安全弁キャップには、雨水、ごみなどの親友を防止するため、樹脂製の保護キャップをかぶせてある。
正
ロ LPガス容器には、一般に継目なし容器が使用されている。
誤 LPガス容器には、一般に溶接容器が使用されている。
ハ LPガス容器には、液状のLPガスを取り出して使う目的の容器があり、その容器には、ガス取出し用の容器バルブのほかに液取り出し専用の容器バルブが取り付けられている。
正
ニ 充てん容器を供給設備に接続し容器バルブを開いたとき、容器バルブの弁本体とグランドナットの間、または弁棒とグランドナットの間からガス漏れすることをシート漏れという。
誤 設問のガス漏れの原因はOリングやグランドパッキンの損傷によって起こる。このようなガス漏れをバック漏れという。
問5
イ LPガス容器には、一般に継目なし容器が用いられている。
誤 LPガス容器には、一般に溶接容器が用いられている。
ロ LPガス容器の内容積V(L)は、V=C×Gで求められる値以上でなければならない。ただし、Cは定数、G(kg)は容器に充てんしようとするLPガスの質量を表している。
正
ハ LPガス容器の再検査は、登録を受けた容器検査所で行った。
正
ニ LPガス容器には、その充てん期限が赤色で明示されている。
正 LPガス容器の胴部に赤色で明示されているものには、@ガスの名称(LPガスまたは液化石油ガス)、Aガスの性質(燃)、B充てん期限(平□−○)、C最高充てん圧力(FP1.8Mなど)がある。
問6 50kg型LPガス容器用の容器バルブについて
イ 容器バルブを閉じた状態のとき、弁シートと弁座の間からガスが漏れる現象をシート漏れという。
正
ロ 容器バルブを閉じる場合は、レンチなどの工具を使用し、ハンドルを強く締め付ける。
誤 容器バルブを閉じる場合、容器バルブのシート面の気密保持のため、片手で締め付ける程度が適切である。工具を使用してハンドルを強く締め付けることは弁シートなどを損傷させるおそれがあるため、行ってはならない。
ハ 安全弁のキャップは、カシメやピンで固定されている。
正 安全弁キャップ=金属製、保護キャップ=樹脂製
ニ 容器バルブには、耐圧試験における圧力(記号 TP、単位 MPa)およびMが刻印されている。
正
問7
イ 強度を増した鋼板を使用した最近の50kg型計量容器の質量は、従来のものと比べて、約20%軽くなっている。
正
ロ 一般に気密試験は18.0MPa以上の圧力で行い、合格したものが使用される。
誤 1.8MPa以上の圧力。
ハ 20kg型容器に充てんすることができるガスの名称として、「LPガス」という文字を赤色で胴部に表示した。
正
ニ 50kg型容器のスカートが変形したので、現場で溶接加工により補修して使用した。
誤 LPガス容器のスカートが変形などしたからといって、溶接加工して使用することは禁止されている。
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